コマンドプロンプトの復旧用コマンド4選

windowsが起動しない時に、コマンドプロンプトから復旧する手順をまとめます。


復旧コマンド


うまくいかない場合に下の操作に進みます。

  1. スタートアップ修復(システム修復メニュー)
  2. sfc /scannow
  3. chkdsk c: /f  (エラーが出なくなるまでCHKDSK c:/r)
  4. rstrui(システムの復元)
  5. bootrec
  6. スタートアップ修復(システム修復メニュー)

下の操作の後、上の操作に戻るとうまく復旧できる場合があります。

システムファイルの修復 sfc(system file checker)

一番汎用的な復旧コマンドです。

sfc /scannow

windowsのシステムファイルをバックアップと比較して、壊れているものを修復します。


ファイルシステムの修復 chkdsk(check disk)

古くからあるコマンドです。

chkdsk c: /f

hddの一時的な不調などで壊れたファイルシステムの整合性を修復します。

オプション/fがないと、ただ検査するだけになります。


システムの復元 rstui(restore user interface)

コントロールパネルなどにある「システムの復元」の実行ファイル名です。

事前にシステムを変更するタイミングでシステムをバックアップしておくと、その時のシステムの状態に復元することができます。


起動情報の修復 bootrec(boot record)

hddのどこからosを起動したらよいかの情報を修復します。

ファイルシステムやbiosによってコマンドオプションが変わります。