Officeのライセンス認証がたまに切れているパソコンに遭遇することがあり、調べてみました。
■エラー
アカウント エラー
アカウントに問題があります。修正するには、問題を解消するために、もう一度サインインしてください。
そもそも、ライセンス認証では、2つのことを確認しています。
- 利用されるソフトが正規品であることを確認する(正しいプロダクトキーか?)
- プロダクトキーが悪用されていないか(ライセンスに決まっている利用台数以内か)
個人で利用している場合でも、Office 製品と関連付けされたマイクロソフトアカウントを使用してサインインしていない場合、ライセンスのない状態になることがあります。Office を購入したときの利用したアカウントを使用して Office にサインインすると、問題が解消されます。
Office では、Office インストールが正しくライセンスされているかどうかが定期的に確認されます。 この処理をライセンス認証と呼びます。
ライセンス認証ができなかった場合、Office は最終的に機能制限モードに入り、タイトル バーに
「(ライセンスのない製品)」または
「(非商用目的) (ライセンスのない製品)」と表示され、
ほとんどのボタンと機能が無効 (淡色表示) になります。
機能制限モードはソフトウェアの違法コピーを防止するためのものですが、Office ファイルの閲覧と印刷は引き続き許可されます。
引用:Office のライセンスのない製品というエラーとアクティブ化のエラー
Officeなどのライセンス認証には有効期間(ライセンスではなく認証の有効期間:KMSの場合は180日)があり、利用を継続するためにはマイクロソフトに接続して再認証必要があるそうです。(バックグラウンドで処理されることもあるようです)
企業などが利用するOfficeのボリュームライセンスの認証では、個々のPCをマイクロソフトにつながないで済む認証方法が用意されています。KMS(キー管理サービス)は、その一つで、1台のコンピュータをホストにして、ローカルネットワーク内の他のコンピュータの認証を肩代わりするできます。
参考
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ee624357.aspx