lenovo G550のビープ音がうるさい
lenovo G550は、バッテリーが少なくなるとけたたましいビープ音がなります。購入から時間がたち、だいぶバッテリーがへたっているので、少しコードを抜くと周りの注意を引くような「ビッ」というやばい電子音がします。そこでbiosでビープ音を止めようと思ったのですが、初期状態のbios(v2.10)ではビープ音無効の設定をしても、反映されないようです。
その設定のためにはbiosのアップデートが必要なようです。しかし、biosのアップデーターはWindows実行形式しかないので、lubuntuにおいてbiosアップデートをする方法をまとめました。
おおまかな手順
- biosアップデートファイルを解凍する
(wineで実行したら解凍できた)
- wineでWinPhlash.exeを実行してみるも、うまくいかず。
- そこでマザーボードメーカーサイトからDOS versionのPhlash17.exe(私の探したバージョンはたまたま17でした)を探してきました。
- 実行環境としてFreeDOSの起動USBを用意しました。 (lubuntuでもできそうだけど、今回はWindows機でRufusというソフトで作ったら簡単にできました)
- Phlash17.exeという名前はFreeDOSのファイル名としては長いので、 phlash.exeとリネームして、USBにコピーしました。
- エディタでbios.bat のコマンド
WinPhlash.exe
をphlash.exe
に書き換えました。 - 電源を落として、Bootディスクを選択してFreeDOS起動し直してbios.batを実行したところ、無事にうまくいきました。
まとめ
lenovoサイトにあるbiosアップデーターはGUI版(WinPhlash)でWindowsでないとできないようでした。そこで、CUI版のbiosアップデーターを持ってきて、実行しました。phlashのコマンドライン・オプションはlenovoの用意したbios.batに記述されていましたので、それがそのまま利用できました。BIOSのバージョンがv2.53に上がり、無事にバッテリーのビープ音を消すことができました。