[Java] ChromeがJavaをサポートしないのはなぜ? ~ Verify Java Version

こんにちは。
私はGoogle Chromeを使っていますが、JavaのAppletは動きません。Javaのアップデートをしたら以下のメッセージが表示されたので、ちょっと調べてみました。

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Verify Java Version

The Chrome browser does not support NPAPI plug-ins and therefore will not run all Java content.

Javaってもう廃れてしまっているのでしょうか?Androidアプリの言語として復活したかと思っていたのですが、どういうことなのでしょう。

さて、HTMLに埋め込まれていたJavaのAppletは、セキュリティと利便性からWebアプリとしての地位をHTML5+Javascriptに奪われた感があります。

ざっくりと言って
CGI→Java Applet→Flash→Javascript
の順で移行してきました。

なので、Chromeでオワコン扱い(Obsolete)されても、まぁそんなものかなと思っていました。

Oracleによると2015年にChromeはJavaをサポート終了しました。
GoogleのChromeバージョン45 (2015年9月にリリース予定)ではNPAPIのサポートが廃止されます。

JavaとGoogle Chromeブラウザ
ChromeはNPAPI (Javaアプレットに必要な技術)をサポートしなくなりました

よく調べてみると、Javaの機能でも特にウェブプラグインが、セキュリティホールとなるバグがあって問題になっているようです。


Javaってそもそも何なのか? セキュリティー対策としての「無効」設定(2013.3)
Javaには大きく分けて2つの機能があります。コンピューター上でJavaアプリを動かす「ランタイム」と、前述の「ウェブプラグイン」です。「Javaが安全でない」と言われるのは、プラグインの部分の話で、Javaアプリ自体が問題というわけではないのです。


まとめ


  • Javaの機能のうちのウェブプラグイン機能が非推奨になっている

Javaは言語とランタイムがあるのでややこしいですが、ゲームのMinecraftやAndroidアプリでも使われているそうで、まだまだ使えるのかなと思いますが、ブラウザに組み込んで使うのはお勧めできなさそうです。